私が外注(提携業者)に依頼をするときに気をつけていることを解説します。依頼に漏れがあったら全体のスケジュールに影響が出てしまうので依頼は丁寧に漏れが無いように気をつけています。
”外注”って響きが悪いなぁ
びじねすぱーとなー!
あうとそーs
外注に依頼をするときに気をつけていることを解説します。
こんにちは。Webディレクターのタケです。
今回は私が「外注に依頼をするときに気をつけていること」を解説していきます。
web制作会社に勤めている方なら共感できる内容になると思います。
まだ業界で働いていない人にはよく分からない内容になるかもしれませんが
というわけで解説していきます。
それではどうぞ
案件の背景を説明
外注に依頼をするとき案件の背景を説明するようにしています。
背景の説明なんて時間の無駄では?
と思う方もいるかもしれませんね。
確かに背景なんて説明しなくても対応出来るケースが殆どだと思います。
ただ私の経験上、背景を説明してきたことで助かったことがあるので実体験を踏まえて背景を説明する必要性を解説していきます。
メリット:依頼漏れがあったけどフォローしてくれていた
以前こんな依頼がありました。
私は愚直にも依頼された通りにページを用意しクライアントに納品しました。
ただ、納品後よくよく考えてみたらメルマガを受信している人以外には見せてはいけないページ、つまり検索でHITさせてはいけないページということに気が付きました。
とりあえず修正せねば!
と思いファイルを開いてみたところ何故か指示を出していなかったのにnoindexが入っていました。
※検索にHITさせない処理のことです。
ファイルを見て首をかしげていたところ外注から電話がかかってきたので、話を聞いてみたらとっさの判断でnoindexを入れてくれたようでした。
ちょうどそれに対する説明の電話でした。
もちろん気が回りすぎて余計なことをしてしまう外注もいるかもしれません。
ただ、私はこの方法で助かってきていますし迷惑を被ったことが無いため案件を依頼する際には背景を事前に説明しています。
メリット:より要望に近いものを用意してくれる
デザイナーはもちろんですが、特にSEに依頼するときは案件の背景を説明することに時間をかけています。
要望を叶えるためにシステムを組んでもらう場合、どうしても仕様によって出来る範囲が限られてしまいます。
そのため一方的な依頼の仕方だと対応不可の判断をされてしまう場合があります。
具体的に書くと
だと断られる可能性が高いですが
みたいな相談方法だと案件がスムーズに行くケースが多いです。
クライアントからの要望がAとBを合体させることだったとしてもそこに固執するのではなく、最終的に何をやりたいのかを具体的に説明することが大切です。
なので案件の背景はしっかり説明しましょう。
結果的に要望を叶えるものを用意出来れば大概OKです。
必要なデータや情報の共有
依頼に必要なデータや情報って案件によって色々ありますよね。
・管理画面のアクセス情報
・テストアップの方法
・デザインのトンマナ
・コーディングデータ
・トラッキングタグ
・FTPの接続情報
・用意した構成
・サイズの指定
・URLの指定
・写真素材
などなど挙げるとキリがないですね。
このデータや情報が依頼する際に不足してしまうとその分だけ仕事が滞ってしまいます。
外注も複数の取引先と仕事をしているので常に優先順位のある中で調整をしてくれています。
毎回ミスをする人とは仕事がやりづらいですよね。
あんまりヒドイと外注が仕事を受けてくれなくなるので気をつけましょう。
サイトをいじる時の注意点の共有
特に既存のサイトをいじる時の注意点ですね。
例えばheaderやfooterは共通化していることやYTMやGTMといったタグも共通で読むように作られていた場合、必ずそれを伝えましょう。
それくらい見てもらえば分かるんじゃないの?
と思う方もいるかもしれません。ただ伝えておかないと
他にも既に用意されているのにcssに無駄な記述をされたり、余計なファイルを作られる可能性もあります。
今後のサイト運用を考えてそのサイト独自のガイドラインを伝えるようにしましょう。
納期を曖昧にしない
依頼するときは必ず納期を伝えましょう。
外注との信頼関係も築けていない状態で
受け取る人によって速度感が違いますし、明日中と言われたら翌日の日付が変わる直前までと判断する人もいるかもしれません。
そうならないように納期は具体的に時間を指定しましょう。
少し注意点を補足すると、
文章だとどうしてもビジネス寄りになってしまい固い印象になってしまいますが、声だと何となく困っている様子が伝わります。
もちろん対応してくれたら同じように電話で感謝を伝えましょう。
そういうやり取りから信頼関係は生まれます。
最後に:依頼は丁寧に漏れなく確実に
対応してくれている人がいるから案件が回っていることを忘れてはいけません。
なので依頼をする際に
Webディレクターをやるなら手伝ってくれる人たちを尊重して依頼をしましょう。
媚を売ってほしいわけではなく、客観的に冷静に考えてみると当たり前のことです。
ぶん投げたような依頼をしてしまうと見落としが発生してしまう可能性が高く、結果的に不具合が起きたりクオリティの低いものしか用意できない場合があります。
周りに悪い印象を与えて結果もついてこないって最悪ですよね。
これからWebディレクターを目指す方にとって有益な記事になったでしょうか。
少しでも参考になってくれると嬉しいです。
おおぉ。もっと気を付けないといけないな
仕事をするならお互い気持ちよくやりたいですね!
では次の記事でお会いしましょう♪