どうも僕です。
Webディレクターってどんなお仕事?って聞かれて困って発狂したことってありませんか?
まぁ僕は無いんですが、でも困っている人がいるって近所の猫が言っていたのでつらつらとまとめてみました。
Webディレクターの役割について
業務内容だけ見るとザックリ上記のような画像になります。クライアントから要望をいただいて、なんやかんやして、デザイナーやエンジニアに依頼し、案件の完了(公開)までスケジュールや品質を管理する業務。
ザックリ言うと。これがWebディレクターのお仕事です。
あれ?タイトルにあった不安を払拭するって?っていう人。解説する前にちょっと語らせてください。Webディレクターのお仕事の解像度を更に上げてみましょう。
案件の中枢、根幹部分を担う
さっきの説明の解像度を上げてみました。上記画像のようにディレクターの対応が不十分だとプロジェクトってうまく回らないですよね。
ディレクターの対応が不十分だと
①不十分なヒアリング
②ずさんなスケジュール管理
③ミスだらけの提出
④よく分からないまま進行
上記のようにクライアントとの認識齟齬が発生しまくると
①想定以上の工数発生
②目的に沿っていないデザイン
③仕様が足らない実装
④無駄な稼働によって発生する疲れ
このような問題が多発します。それはそれは多発します。そしてデザイナーやエンジニアから詰められます。仕方ないけどね。
【重要】プロジェクトにおける心理的支柱
はい。ここが重要です。上記の画像を見ていただきたいのですがクライアント目線と作業者目線で不安な気持ちを赤字で書いてみました。
Webのことよく分からないけど、この依頼方法でいいのかな?本当に金額に見合ったものが出てくるのかな?
依頼内容が抽象的でよく分からない、要望と作るものが見合っていない気がする。
クライアントの目線で考えた場合、自分が求めている要望が本当に達成・実現されるのかすごく不安になりますよね。
例えばこれを読んでいるアナタが『5,000万円で家を立てなきゃいけない』ってなった場合、その際にキチンと相手に要望を伝えられますか?
大半の人が相談先に要望を聞き出してもらわないと自分の考えを細かく伝えることが出来ないと思います。
クライアントからの依頼も一緒です。何となくやりたいことは見えているのですが、それをWeb業界の我々が理解しやすい言語に変換して伝える術は基本的に持っていないです。なのでWebディレクターの我々がしっかりヒアリングして聞き出して目標や課題を整理することが相手の不安を払拭することに繋がるんです。
もう一度画像を貼りますね
作業者の目線で考えた場合、よく分からない抽象的な依頼だったら作業したくないですよね。
まだフワッとしてるんだけど作って!
って言われたら、それに対してどれだけ時間を割いていいのか、どんなものが必要なのか判断が付かないため着手したくないですよね。
更に!何とか想像しながら頑張って作ったのにディレクターから「違う」「間違ってる」「かっこわるい」なんて言われた日には……ぶちギレ案件ですよね。あとディレクターに対する信頼も無くなるので不安になります。
作業者が何を作ればいいのか、目的やベンチマーク、スケジュールを明確に伝えることで不安を払拭することが出来ます。なのでWebディレクターは要件定義やコミュニケーションが非常に重要なんです。
ちなみに要件定義やコミュニケーションが下手なWebディレクターは嫌われます。テストには出てきませんが覚えておきましょう。
最後に
要件定義や事前のすり合わせもキチンとやった!でも突発的な事情で案件が当初の予定通りいかないなんて往々にしてあります。
急にスケジュール通りにならなくなるとクライアントと作業者は道に迷い不安になります。そういうタイミングでもしっかり状況を把握して導いてあげるのもWebディレクターのお仕事です。
関係各位の不安をドヤ顔で払拭してやりましょう!
P.S.
最近Webディレクターのメンターをドヤ顔でやっているので何か聞いてみたいことあれば是非連絡ください。
Twitterでご連絡いただければ反応すると思います(; ・`д・´)b
あとWebディレクター同士のコミュニティも用意しております。
みんなでスキルアップしていきましょ!